金属アレルギーとチタンが配合された化粧品

チタンは歯磨き粉や日焼け止めなど日々皮膚に着けるような身近な化粧品類にも多様されている金属です。

ナノ化粧品の安全性について

ナノレベルの粒子にする技術で、化粧品にも配合されています。そして酸化チタンや酸化亜鉛の粒子が微粒子になり過ぎて肌の中を通り過ぎて、体内へ浸透してしまうのではないか?という疑念をもって過剰な反応をしてしまう人もいらっしゃいます。日本ではすでにナノ化粧品については安全性への懸念が起こり、厚生省も厳しい規制を行いましたが、それに伴い研究者によりたくさんの安全性データが
とられるようになり、むしろ安全性の証明が積みあがる事となりました。ナノ化された粒子を肌へ塗布しても、生体内へ侵入せず、角層内に留まることが報告されています。

ネイルジェルやトップコート、ベースコートといった爪の保護剤の類にも使われているのです。食品添加物としても認可を受けています。

身の周りで使うものを詳しく成分を読んでみますと、直接皮膚や口内に含むものさえもチタンを配合して、企業も生産しているということ、チタンであれば大丈夫ということに繋がります。ナノ粒子レベルに小さくなったから皮膚に浸透するのではないか?という気持ちになるのもわかりますが、実際に皮膚から物質が浸みこむ効果効能があるのなら、経口薬品は経皮薬品になるはずです。動物実験で行われた報告で、母体であるマウスに4回注射をした結果が東京理科大学 武田健教授 が行ったマウス実験より報告されましたが、皮膚に針で穴をあけて体内に直接金属の粉末を送りこんだ実験をしているのです。皮膚を浸透するかということを飛び越えての実験です。日焼け止めやファンデーションを直接注射針で注入するような行為で人体には起こり得ないことです。

微粒子化(ナノ化)は危険なのか?肌のクリニック院長のブログより

金属製でアレルギーがでるひとでもチタンなら安心というのは研究から導き出されたものです。化学者の中には人目を引きたいばかりに危険というワードを導くために、表皮からの浸透するデータが得られるわけがないので、手近なショートカットで皮下注射してこんな危険な結果が出た!と発表したがる方も混ざっているのだなと感じます。ナノ粒子について警告を発したアメリカの学者が書いた論文が実は変性した試料を使って毒性評価をしていたということが判明しています。こうなりますと変性したのが悪いのかナノ粒子化したのが悪いのか
どちらが悪かったのがわからなくなります。ネイチャーに発表した小保方さんの一件を思い出します。