フレンチというと手がこんでいて、けっこうげてもので、しっかり仕事をしたという料理を思い浮かべます。
素材のよさをひきだした、それはそれですばらしいけれど、シェフは仕事をした、腕をふるったというより、なにもしないのがいちばんおいしいんだという考えもあるのかもしれません。
それでは金属では、職人が腕をふるうのか、素材の魅力をひきだすのか、どういう仕事があるのでしょう。
素材感というと、そのもの自体の質感、重厚感やつやでしょうし、仕事をしたといういかにも職人技ということになれば細工でしょうし。
日本では、新しい時代の幕が開くときというのは、常に危機感というものが大きな力となって突き動かしてきたらしい。古くは蒙古襲来に幕末の黒船来航、太平洋戦争敗戦後の復興においても、それぞれのシーンでは危機感というものが大きなバネとなって時代を動かしたのだと。
今や世界の激変に完全に置いてけぼりをくらった?危機的状況にありながら、当の日本にその危機感は薄い。
相場と結婚指輪2010 8 30
激動の時代。変革。
だれもが知る金と言う素材。 けれど、その伸び、ねばり、やわらかさについては意外に知られていない。 金属の特性を最大限に生かすようなデザインであれば、その製品はその素材感とともにひきたつ。 素材選びをまちがってしまうと、せっかくの意匠もだいなしに。 ふわふわハート 良いデザインがなされるには、その素材を熟知していなければならない。 指輪は毎日生活の中で、いろいろな金属と触れ合う。そして細かいキズがつくことはいたしかたない。 金属の性質にはいろいろな違いというのがある。 どんな金属でも硬いかと思われがちだが、そうではない。 素材によって、それが製品になって使用に耐えうるか、向き不向きがある。-
興味深い幕末。
貴金属はとてもデリケートな素材といえる。 薩長土 時代の流れ。
明治維新と大政奉還 未曾有の出来事 万能の金属というものはない。けれど、貴金属は毎日の生活に耐えうるだけの強度は持っていないと思う。 リングカテゴリー それなのに、結婚指輪の素材として鎮座しているのが貴金属。 例えばプラチナ製の結婚指輪やエンゲージリングを買うひとは、そのやわらかさを十分認識してから買っていないのではないだろうか。もしプラチナがあれほどやわらかく、日常の使用に耐えない素材とみんなが知っていればプラチナ製の結婚指輪など誰も買わないのではないか、。 それでも結婚指輪、婚約指輪の歴史はプラチナというのが王道になって疑われていない。 貴金属は古くから加工されてきた長い長い歴史と伝統がある。 それは、つまり加工がしやすかった、自在に彫れたし、伸ばすこともできたから。銀泊、金箔の屏風絵が重要文化財の建物に残っているように。 金属の特性:箔にして伸ばして伸ばして延々と伸ばして加工できるほど、それだけ金もプラチナも銀もやわらかいのだ。 そしてまた布でこすれば簡単に手入れできるということ、すなわち服にふれた程度でも摩耗していくということ。 布でふけば光るということは、傷がぬぐいさられるほどやわらかいということ。を扱っていて、たまに金や銀を扱うと、まるで板チョコのようなやわらかさの感覚を覚えることがあるほど、チタンは硬くプラチナは柔軟で粘りがある。
ものを購入するときに、経年劣化のことを告げられてから、それをしっかり想定していつも買っているかというとそうでもない。例えば、靴やバッグの使いこまれた数年後の様子など、履き古された姿を思い浮かべながら買ったりはしていない。
傷がつかないように気をつけて歩くとか、ふんずけたりしないように、雨にびしょぬれにならないように気を着ける程度のようなきがする。
例えば車も金属にコーティングされた消費財。乗れば雨ざらしになるし、日光による塗料の退色もある。
酸性雨により、自然と酸にさらされて腐食しているから、新品の色と、数年乗ったくるまでは同じ品番の色を塗装されていたとしても違いに気づくだろう。
では、結婚指輪はどうなのだろう。
販売店はどの程度経年劣化を説明しているのだろう。
プラチナ1000の結婚指輪であれば必ずゆがんでいるといってもいい。
どんなに分厚く作られていても真円であったはずのプラチナリングは四角くなっているものをたびたび見かけることがあるのだ。
さてチタンはどうだろう。
チタンの耐食性、耐久性は貴金属よりはるかに優れる。デイリー使いにされる消費財向きの金属である。
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